八千代市の新しい歯医者【ファミリーはら歯科医院】18時30分まで・八千代緑が丘駅そば
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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09:00~13:15 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | - |
14:30~18:30 | ○ | ○ | - | ○ | ● | △ | - |
●:14:15~17:45 △:14:15~17:30 休診日:水日祝
2021年5月
新年度が始まり、学校や幼稚園、保育園で歯科検診があります。
今回は、
①検診結果の見かた
②学校や幼稚園での検診の実情
③検診結果をどのようにとらえるか
これらを歯科衛生士の目線でお伝えしたいと思います。
①検診結果の見かた
子どもたちが持ち帰る報告プリントには、むし歯、歯肉炎、悪い歯並びのことが、それぞれについて「問題なし」「要観察」「要治療」の3段階で記入されていることが多いかと思います。
問題なし→すべての歯や歯肉に問題はない状態
要観察(CO)(GO)→現状では治療の対象にはならないくらいだが、家庭での注意が必要な状態。歯 みがきなどの生活習慣によっては、治療が必要になる可能性がある。
要治療(C)(G)→歯科での治療が必要な状態
そのほか、抜かなくてはいけない乳歯がまだある要注意乳歯,歯の質がもともと弱いエナメル質形成不全、また舌や上唇の裏についているスジの異常(舌小帯・上唇小帯の異常)を指摘するコメントが書かれていることもあります。
②学校や幼稚園での検診の実情
多くの場合、学校医や園医の歯科医師が訪れ、子どもたちのお口の中を次々と決められた時間内で、多い時は200人以上を一人で診査することもあります。
もちろん、記録したり誘導したりといった補助者はいますが、お口の中を診るのは歯科医師のみで、次々に目の前に座る子どもを診ていきます。
歯科医院にあるような明るいライトもない上、子どもは椅子に座った状態で、口を大きく開けない子やのけぞる子もいて、しっかり口の中を診れる環境とは言い難いのです。
更に、実際に歯を触って確認するのではなく、歯科用の小さなミラーで「見た感じ」での診査になります。
歯科医院での検診は、先のとがった探針で探ったり、エアーでツバを吹き飛ばしながら確認しますが、学校での検診ではそういった道具はなく、汚れがたくさんついていて判断に困るような時だけ、せいぜい綿棒で拭う程度。
明らかに穴が開いている、変色している、腫れている、という状態でないと診断がしにくいのです。
つまり・・・
おおまかな診査になってしまう
というのが実情なのです( ;∀;)
③検診結果をどうとらえるか
学校や幼稚園での検診結果は、細かい部位や注意点などの記載がないため、おうちで様子を見ていればよいのか、わからないこともあると思います。
たとえ「問題なし」だとしても参考程度とし、「学校で検診を受けたから安心」ではなく、年に2回は歯科医院での診察台やライトなどの設備の整った歯科医院での検診をお勧めします。
実際、歯科医院に来る子どもの中に、大きなむし歯があるのに見落とさせているケースは少なくありません。
歯の間のむし歯はレントゲンで確認しないとわからないことが多く、乳歯は進行が速いことも、タイミングによっては見落としにつながる可能性もあります。
大事な子どもの健康を守るために、お口の状況を歯科医院で聞き、おうちでの対処法など指導してもらうようお勧めします。
最後に・・・
当院では、整った施設で歯科医師また歯科衛生士がお口の中を精査し、情報提供とともにご自宅での管理方法をお伝えしています。
歯みがきなどの清掃方法だけでなく、食事やおやつ、癖などの生活習慣についてなど、広い視野でアドバイスをしておりますので、ぜひご相談くだい。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ● | △ | × |
午前 09:00~13:15
午後 14:30~18:30
●:金曜の午後は14:15~17:45
△:土曜の午後は14:15~17:30
水曜日・日曜日・祝日
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